東海北陸グループ管内(富山・石川・岐阜・静岡・愛知・三重の6県)には、18か所の国立病院機構の病院があります。これらの病院では、中期計画(国民に対し提供するサービスその他業務の質の向上に関する目標達成のための措置)に基づき、1日平均約9千人の入院・外来患者に対する医療を行うとともに、臨床研究の推進、看護師・助産師・理学療法士等の養成、医師等の研修などを行っています。
職員の総数は、約7千人で、医師・薬剤師・臨床検査技師・看護師等多種多様の職種があり、そのうちの約5%が事務系総合職です。
各病院の事務部門は、その規模に応じ10~13の係に分かれており、その業務内容を大別すると、
の2課で構成されています。
いずれの業務についても採用の時点で専門的な資格、知識は必要としません。採用後業務の中で上司や先輩の指導、自己研鑽により修得して行きます。
また、グループでは、病院の人事、物品購入等の支援、経営改善策の指導、労務管理、営繕等病院の事務処理支援機能に重点を置いた業務を行っています。
■ パンフレット
“患者様の目線に立った懇切丁寧で、質の高い医療をめざす”という当機構の理念に共感し、それを実践できることが大前提ですが、その上で「行動力」「企画力」「思考能力」「対人的能力」に秀でた人を求めています。事務系総合職も医療チームの一員であり、医療マネジメントを進行していく上で各部門との連携は不可欠です。積極的にコミュニケーションを図り、柔軟な発想のもと、多角的な分析ができる人ほど活躍できる環境です。
病院には、けがをした人、病気にかかった人など様々な方が入院・通院しており、その方々に直接医療サービスを提供することで、実践的に医療行政の一翼を担うことができるという大変やりがいのある仕事です。医師や看護師、薬剤師といった医療従事者の業務をサポートし、働きやすい環境をつくるとともに、病院の進むべき道や経営基盤を安定させるための対策も考案・実践し、さまざまなシーンで医療チームの一員として病院経営に携わっています。
医師・看護師など様々な職種の人々との意見交換や交流ができ、医療行政のあり方や医療そのものについても真剣に取り組む環境・雰囲気があり、充実した仕事ができます。また、仕事以外での交流を通じても、色々な角度からの意見を聞くことができ、自分自身の知識や見識が一層広がります。
現在の病院運営には、最新の情報処理機器が数多く導入されており、各種の機器を操作し、疾病構造の分類・推移、病院運営などについて分析しています。
15名程度(令和5年4月)
※予定数のため、変更となることがあります。
令和5年4月1日現在30歳未満の者であり、次に掲げる者
・専門学校、短期大学、4年制大学の学部又は大学院を卒業(修了)及び令和4年3月卒業(修了)見込みの者
※長期勤続によるキャリア形成を図る観点から上記要件にて募集
※診療報酬請求業務を専門に行う事務職員(いわゆる医療事務)の募集ではありません
■ 選考日程
■ 応募手続
選考に応募する方はマイナビへのエントリーが必要となります。
下記リンクよりエントリーください。
マイナビ2023「独立行政法人国立病院機構東海北陸グループ(事務系総合職)」
マイナビよりエントリー後受付期間内にエントリーシートを
登録いただいた方のみ各選考を受験することができます。
○エントリーシート受付期間
令和4年3月1日(火)~令和4年5月9日(月)
※WEB上での受付のみとさせていただきます。
その他詳細については、マイナビ内の採用ページを参照下さい。
試験情報など随時情報を更新しています。
■ WEB就職説明会
説明会の参加は完全予約制です。参加を希望される方は、マイナビよりエントリーのうえ希望する日時をご予約下さい。(先着順)
※説明会への参加の有無は採用試験受験の際の必須要件とはしません。
下記よりWEB説明会を視聴することができます。 10分でわかる!国立病院機構の事務系総合職 30分でわかる!国立病院機構の事務系総合職 ※WEB説明会については国立病院機構全体の内容となっており、東海北陸グループの仕事内容等、一部異なる部分がございます。 東海北陸グループの詳細な内容について興味のある方は、上記業務説明会に参加いただきますようお願いいたします。
国立病院機構職員給与規程により支給
基本給 |
初任給 大学卒 179,900円~ 専門・短大卒 147,900円~ ※実務経験年数により加算される場合があります ※修学年数により加算される場合があります |
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諸手当 |
業績手当(年2回:6月及び12月) 地域手当(勤務する病院のある所在地に応じて一定割合が支給されます) ※東海北陸グループ内病院(0%~15%) 住居手当(借家は月額最高27,000円支給) 通勤手当(月額55,000円まで全額支給) 扶養手当、時間外勤務手当 など |
退職手当 | 勤続年数に応じ、一定割合を乗じた額を支給 |
災害補償 | 労働者災害補償保険法適用 |
国立病院機構就業規則による
勤務時間 | 週38時間45分勤務(1日7時間45分、8:30~17:15) |
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休 日 | 原則として4週8休(土・日曜)、国民の祝日、年末年始の休日 |
休 暇 | 年次休暇(1暦年につき20日付与) リフレッシュ休暇 3日 特別休暇など |
育児休業 | 満3歳に満たない子を養育するための休業 |
国家公務員共済組合法による
健康保険 | 厚生労働省第二共済組合に加入 |
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年金 | 厚生労働省第二共済組合に加入 |
■ 事務系総合職向け研修
新規採用者研修、事務職採用2~4年目研修、人事・給与担当者・会計業務担当者研修、医事業務研修等の研修があります。
■ 職種横断研修
中間管理者研修、労務管理研修、医療安全管理研修等の研修があります。
各病院では野球・フットサル等のサークル活動が盛んに行われています。
希望者には病院内宿舎や合同宿舎の貸与が受けられます。
※病院の宿舎事情によっては貸与が受けられない場合もあります。
福利厚生として、共済組合による独自の診療部を運営しており、各病院において診療が受けられます。
また、各地にある共済組合の宿泊所も低料金で利用することができます。
給与係を担当しています!
私は社会基盤を支える仕事がしたいとの思いから国立病院機構を志望し、2021年4月に給与係として採用されました。主に、病院職員の給与計算業務と、
それに伴う社会保険や住民税、年末調整といった職員の生活に直結する仕事を担当しており、病院運営の支えになっていることを日々実感しています。
就職活動をしていく中で、国立病院機構の存在を知らない方もたくさんいるかと思います。私自身も、業界研究をしていく中で国立病院機構と出会い、
仕事に魅力を感じ入職を決めました。ぜひ国立病院機構に興味を持っていただき、業界研究の候補の一つになればうれしく思います。
病院運営に携わることができる魅力ある仕事です!
私は現在、入院患者さんの診療費の算定、請求業務を担当しています。算定、請求をした後には診療行為の集計や請求金額の確認など、病院収益に関わる業務を行い、
誤りがないように日々精進して業務に取り組んでいるところです。また、病院の窓口業務も担当しているため、患者さんが困っていればすぐに駆け付けて対応することも
私の大事な仕事の一つです。
医事業務は大変なこともたくさんあります。しかし、係員の立場でありながら、毎月数千万円単位の請求業務を担当できるのは貴重な経験であり、病院運営に携われていることは、
地域の医療にも少なからず貢献ができていることなので、とてもやりがいのある仕事です。地域医療を支えたいと考えている方は、ぜひ国立病院機構を目指してください!
病院の経営に直接関わっています!
私は契約係と呼ばれる係を担当しており、主に病院で扱うお薬の調達・購入、管理をしています。事務職以外とも関わる機会が多く、最も関係するのは薬剤師と臨床検査技師です。
日々のお薬の購入管理や病院で使う新規のお薬の見積もりを卸業者へ依頼して、見積もり結果に基づき差益を算出し、その結果を該当部署に報告する等の業務を行っています。
病院の経営に直接関りはないのでは?と思われたかもしれませんが、例えば、物品の調達業務では、納入価格が少しでも安価になるように価格交渉を交えながら契約をすることで、
病院の支出を抑えることができ、結果として、病院の経営に大きく関わることになるのです。
「多くの人と接することができる仕事」を望んでいる方には、ぜひ国立病院機構に興味を持っていただけたら嬉しいです。
大変な仕事もあるけど、その分やりがいも!
私は主に、一般消耗品や医療器具・日用品・電化製品等の病院で必要な物品の購入業務を担当しています。中でも印象的だったのは、看護師さんのユニフォームをスクラブに変更する
事になり、入札の為の仕様書の策定やサンプル品の手配、予定価格の作成、入札から契約までを担当した時です。入職して間もない頃だったため、段取りなど分からない事ばかりで
戸惑ってばかりでしたが、上司に支えられて無事終える事ができ、新しいスクラブを見たときの看護師さんの喜ぶ顔は今でも忘れられません。
大変だな、と思う時もありますが、その分やりがいも多い職場だと感じています。皆さんがイメージされる事務職の「デスクワーク」とは違い、他職種との調整等で病院を動き回る事も
多いです。大勢の人と協力しながら進めるのが好きな人や誰とでも親しくなれる人に向いている職場だと思います。
病院で働く様々な職種の職員を支えるお仕事です
現在、管理部門に配属され、病院で働く職員の給与計算業務を主に行っています。また雇用保険、社会保険、年末調整、住民税などの事務処理も行っています。給与支払いは職員の
生活に直結する仕事なので責任感を持って、正確に且つ確実に期限に間に合うよう業務の効率を考えて仕事をしています。その他に、職員が何か困ったときに最初に立ち寄る窓口の
ような部署なので、様々な問い合わせに対応することもあります。
病院の最前線ではなく、裏方として働く事務職というのは、決して花形の職種ではありませんが、病院で働く医師や看護師、コメディカルなど様々な職種の職員を支えることができる
ところにやりがいを感じます。またそれが患者さんの満足度へとつながっていると考えており、社会への貢献度の高さも感じています。
仕事をしていて印象に残っているのは「何かあったときに○○さんがいると管理部門へ聞きに行きやすい」と言われたことです。直接的な医療の提供はできませんが、病院で働くチームの
一員として、地域の医療を支えていることを実感することのできる職場です。
学生の皆さんをリクルートします!
各施設の職員を確保するために、就職説明会をはじめ、募集や選考、内定式の企画や運営といった、採用までの一連の業務を全て担当しています。
そんな私が国立病院機構に入職する決め手となったのは、学生時代に患ったヘルニアです。病院で様々な人にお世話になり、完治した時はとても嬉しく自分も何か携われたらとの思いから
医療業界を志望しました。医療業界の中でも国立病院機構を志望したのは、「日本最大の病院グループであり、特色の違った病院を転々とすることで医療の知識を深めることができる。
また、色々な職種の方と交流できる環境が自分自身の成長にもつながる!」と感じたからです。
採用活動中にお会いできたみなさんと一緒に仕事ができる日が来ることを願っています!
私はDMAT隊員の一人です。
学生時代、"だれかをサポートする仕事がしたい"との思いから、医療活動を行い、地域に貢献している医療従者をサポートすることができる国立病院機構の事務職に魅力を感じ、
入職を決めました。
入職後、院内の医療従事者を支えることの他に、災害発生時、被災地に派遣される医療従事者のサポートもやりたいと思うようになり、DMAT(災害派遣医療チーム)の隊員養成研修を
受講し、業務調整員の隊員としての資格も取得しました。日頃は医療現場に携わることはありません。しかし災害時に派遣要請があれば、業務調整員として被災地で医療従事者を支え、
また、被災地支援にも携わることができます。
事務職でありながら、DMAT隊の一員として活躍できるのも、国立病院機構の魅力の一つだと思います。